医療法人同仁会 札幌南病院

011-591-1200
〒005-0850 札幌市南区石山東7丁目1-28

院長挨拶

宮坂 祐司 院長
人工透析や長期療養の患者さんを支えていきます

当院は、人工透析を必要としている患者さんが病床数の半分以上を占め、隣にあるサービス付高齢者向け住宅などから外来でいらっしゃる患者さんも含め、透析患者さんの治療がいちばん大きな使命となっています。また、慢性期病院として長期の入院に対応し、患者さんが落ち着いて療養できる環境をつくっています。

常に患者さんの立場に立って、信頼を築くことが大切です

そうした長期入院や療養生活を支え、的確で効果のある医療を実現していくために、私たちは常に患者さんの立場に立ってものごとを考え、行動し、患者さんやご家族との間に信頼を築いていくことが大切だと思っています。医学的知識はもちろん大事ですが、患者さんと常に接すること、患者さん本人をきちんと診察し、観察することがもっとも大事なのです。
患者さんの中には、お年寄りも多く、話が通じなかったり、寝たきりの患者さんもいます。そういう人にも、やはり話しかけること、さわることが大事なんです。そうしていれば、こちらの気持ちも伝わっていく。それは、患者さんやご家族と、いかにしてコミュニケーションを取っていくかということでもあるわけです。患者さんと目線を合わせるということが、私の医療における理念であり、基本的な考え方として職員に徹底しています。
患者さんは、病院とか医者に対して堅苦しいイメージを持たれている方が多いと思いますが、もっと気軽に、どんなことでも話しかけていただきたいと思います。そうして、患者さんと親しくなること、うち解けること、ご家族といっぱいお話しをすることで、そこに信頼が生まれ、医療が成り立っていくものだと信じています。

リハビリテーションで、自ら治そうとする気持ちに応えます

患者さんにお願いしたいのは、病気を自分から治そう、克服しようという気持ちを強く持っていただきたいということです。私たちは、それを支え、援助していくために、リハビリテーションにも力を入れています。特に、日常生活の基本である食べること、歩くことを中心としたさまざまなリハビリテーションを実践し、機能回復に向けた取り組みを行っていきます。
リハビリが必要な透析患者さんは多くいますが、人工透析とリハビリテーションの両方に対応している病院は少ないため、患者さんの負担軽減にも一役を担っています。
こうして、人工透析とリハビリテーションを二つの大きな柱として、私たちは患者さんの気持ちに寄り添って療養を手助けし、地域における慢性期病院の中核として地域医療に貢献していきます。

院長略歴

院長:宮坂 祐司(みやさか ゆうじ)

経歴 北海道大学病院
NTT東日本札幌病院
専門 日本外科学会指導医/専門医
日本消化器外科学会指導医/専門医
消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
北海道外科学会評議委員
北海道臨床外科学会評議委員
麻酔標榜医

基本方針

  • 患者様の人権と意思を尊重し、安心・安全・信頼・ご満足頂ける医療サービスを実践して参ります。
  • 高度な知識と技術の研鑚を深めると共に、人間性豊かな医療人を目指し努力して参ります。
  • 地域の医療機関と連携し、地域医療の充実と発展に努めて参ります。
  • 経営健全化のため、効率的運営を図って参ります。

当院の特色

慢性期病棟と一般病棟に分かれています。
長期の人工透析が必要な患者様をトータルにサポートします。

当院では、高齢者や長期にわたる人工透析を必要としている患者様を積極的に受け入れており、病床数で見ても半数以上に及んでいます。人工透析は体力的な負担も大きいものですが、長期入院やリハビリテーションを実践しながら療養することができ、複数の医療機関への通院などによる負担も軽減できます。入退院を含め、透析患者様をトータルにサポートしていきます。

充実したリハビリテーションで退院支援を行います。

リハビリが必要な患者様には、医療チームによるリハビリテーション・カンファレンスを行い、個々のゴール地点を定めて、積極的にリハビリを行っていきます。そうして、食べること、歩くことを中心に、一日も早く通常の生活に戻れるように、退院に向けて支援していきます。また、人工透析患者様の合併症予防なども視野に入れたリハビリにも対応しています。

慢性期の患者様を手厚く看護します。

長期にわたって人工透析が必要な患者様をはじめ、救急医療などの急性期医療を脱して回復期に至ったものの廃用症候群などでリハビリを必要とされる方など、慢性期の患者様を数多く受け入れています。当院では、地域の病院・施設からの紹介で入院される方も多く、手厚い看護で療養生活を支えています。

地域の医療機関と連携し、患者様に最適の医療を提供します。

患者様お一人お一人の人権や意志を尊重し、安心・安全でご満足いただける医療サービスを提供していくため、患者様個々人についてのカンファレンスを行い、医療チームを組んで対応しています。また、地域連携室では、地域の医療機関と連携を図り、それぞれの医療機関が持つ特性を活かしながら、患者様により良質な療養環境が提供されるよう努めています。

病院概要

札幌南病院

開設 平成23年4月1日
開設者 安東直之
病院管理者 宮坂祐司
診療科目 内科、人工透析内科、リハビリテーション科
病床数 100床
一般病床
(障害者施設等)
50床
医療療養病床数 50床
人工透析 40床
診療時間 午前 9:00〜12:00 / 午後は事前予約のみ
※土曜日は外来透析のみ
日・祝祭日・年末年始 / 休診
住所 〒005-0850 札幌市南区石山東7丁目1-28
連絡先 TEL:011-591-1200 / FAX:011-591-1271

受付

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午前 9:00〜12:00 / 午後は事前予約のみ
※土曜日は外来透析のみ
日・祝祭日・年末年始 / 休診